よっぱらい
今思えばあの時、あの人は酔っていた。
夜0時を過ぎたあたり、DMで彼とメッセージのやり取りが始まった
いくらか時間が経ったあと、電話がかかってきた 多分、約3年ぶり
妙にテンションが高く、来年あたり一緒に留学しよう、一緒に勉強しようと言い始めた
私たちは中学から高校までよく一緒に電話をしながら勉強をしていた
私は彼にいまだに恋心が残っている 情けない
だから彼の言葉を真に受けて、これからまた始まる一緒の時間を想像して心を踊らせた
次の日から、彼からの連絡は一切ないし、こちらからも連絡はしていない
彼のストーリーを見るとその夜は友達と旅館に行っていてお酒を飲んでいたらしい
そこで気づいた間抜けな私 どうしようもないなあ
中学一年の頃からいまだに時間が止まっているのは私だけだね